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今話題の 「食育」。 そんなこといわれても難しいなあ。と思わないで!! ママの手料理が一番の食育!!
手の込んだ離乳食をつくらなければ、なんて気負わないで!素材の味そのままで十分なんです。

私の子どもが小さいころは、市販のベビーフードの種類も限られていましたが、この頃はいろいろな企業がこの分野に参入してきて、バリエーション豊かな離乳食がお店に並んでいますね。
お母さんたちにとっても、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けるのでは、という育児環境になりつつあるように思えます。
もちろん忙しいお母さんたちが手を抜くのは悪いことではありませんし、むしろ適度に便利なものを利用しながら楽しく育児をしてほしいと願います。

ただ、もし自分が作るものに自信がないから、とか、作るのに手間がかかりすぎて面倒だから、という理由で毎回市販の離乳食を与えているのだとしたら、それはもったいないことかもしれません。
「離乳食はこうでなくては」、と気負うから、きっと面倒になってしまうんですよね。
私はむしろ、離乳食だからこそ、素材の味を赤ちゃんに教えてあげるチャンスだと思うのです。

たとえば、かぼちゃやりんご、サツマイモなどをやわらかくするだけであまり加工しないで与えてあげたり、大人が食べる
味噌汁のお豆腐をそのまま冷まして与えてあげる。これで十分なんですよね。たとえそれがワンパターンでもいいんです。
赤ちゃんはお腹がすいていればなんでも食べてくれますしね(笑)。
そして離乳食は、お母さん自身も素材のもつ本当の味に再び出会えるチャンスでもあります。
気負わずに、素材の味を赤ちゃんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

たとえそれがワンパターンでもいいんです。

赤ちゃんはお腹がすいていればなんでも食べてくれますしね(笑)。

そして、離乳食はお母さん自身が素材のもつ本当の味に再び出会えるチャンスでもあります。気負わずに、素材の味を赤ちゃんと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

 
旬の素材が体には一番です。
ほんの少し、心がけてみませんか?

昔は旬の食材が食卓に並ぶのは当たり前のことでしたが、今は冬でもトマトやナス、きゅうりが売られている時代ですよね。

もちろんそれらを使うことは、悪いことではありませんし、私自身も使うことがあります。
でも、もし冬の時期に、「ネギときゅうり、どちらを選びますか」、という問いかけがあったとしたら、やっぱりネギを選ぶ、そう
いう心がけをしてほしいなと思います。
本来、人間の体は、その季節、その土地で取れたものを求めているものだといいます。

食材には陰と陽があり、旬の食材は、その季節に暮らす私たちの体に合っているのです。
また、その季節には本来育たない野菜が、作るときにたくさんのエネルギーを費やしてしまう、ということを、皆さんもご存知
のことと思います。

できるだけ旬の食材を選んで食べる、という消費者の意識が、きっと地球環境に貢献することにも繋がりますよね。
マクロビオティックをしなければ、なんて難しいことは考えなくてもいいんです(笑)。

今よりもほんの少しだけ、旬の食材をとることを心がけてみてください。

 
キズがある大豆も、変形した大豆も、美味しい味噌になります!

私は毎年自宅で手作り味噌を作っていまして、材料になる大豆の畑に出向き、草むしりのお手伝いをしています。

そして、採れた大豆を、時間をかけて、捨てなければならないものと食べられるものに選り分けていくのですが、私たちは大豆を、キズがあるから、という理由でゴミにしたりはしません。

キズがあっても、変形していても、十分に食べられるからなんですね。

そして私は、そうやって取れた大切な大豆をつぶして味噌にします。我が家ではこさずにそのまま食卓に出していますので、粒のままだと、子どもたちに「あたりだよ!」なんていいます(笑)
お店でも、並んでいる野菜はみな形が整ったものばかりで、形の悪いものは表に出てきませんよね。
でも、形が悪い野菜も、キズがある野菜も、十分に食べられる貴重な食材です。

皆さんにそのことを知ってもらえれば、ムダに捨てられていく野菜も減るでしょうし、食べ物の本来の姿やありがたみも、分かって頂けるのではと思います。

 
興味をもったときがはじめ時!
いつから教えなければ、なんていうルールはありません。

台所でお母さんが料理をしていると、子どもが興味を持って近寄ってくることがありますよね。
忙しいお母さんはつい「危ないからあっちに行ってなさい」とお子さんを遠ざけることが多いと思います。

でもこれは、子ども自身が食事を作ることや食べ物に、興味を持ち始めたサインかもしれません。
ですからそのチャンスを逃さずに、その子の年齢や成長に合わせて出来そうなことをさせてあげるとよいのではないでしょうか。
たとえば、まだ幼い子には、野菜と塩を入れた袋をもませてあげたり、ピザトーストの具をパンにパラパラと乗せるお手伝い
をさせてあげる、といったことならできますよね。
せっかく抱いた食への興味ですから、大切に育ててあげてください。

反対に、「もう何歳になったから、早く食育を始めなきゃ」、とか、「何歳なのだからこれくらいはできないとおかしい」、といった基準はありません。
気負わず、そのお子さんの興味の度合いや年齢に合わせて、少しずつかかわってあげてください。

そしてお母さんも、毎回やらなくては、と考えると、それだけで疲れてしまいますよね。
ですから、曜日を決めるなどして、お母さん自身にとっても負担のない形でお子さんを料理に参加させてあげてください。

 
何でもいいんです。
食べ物の話をおうちでしてみましょう。

私はクッキングのお教室で、子どもたちに野菜のお話などをさせていただいています。
ひょろひょろとした小さな大根の芽を子どもたちに見せて、「これは何で抜いちゃったと思う?」と問いかけます。
そして、たくさんの芽がそのまま生えている状態だと、養分が不足して、全ての芽が大きく育たなくなってしまうこと、だから
「間引き」をして、残した芽が大きく育つようにしていることなどを伝えます。

今の子どもたちは、野菜が育つ過程や、その野菜が全体としてどんな形をしているか、ということを知らずにいることが多い
と思います。
そういった話を聞くことで、子どもたちはその食材について興味をもつようになるんですね。

子どもたちには、野菜も自分たちと同じように生きていて、誰かが苦労して育てる過程があって、やっと今こうして食卓に並 んでいるんだよ、ということを知ってもらいたいと思います。
ですから、おうちでも、「今日の給食はおいしかった?」とか、「この料理はこうして作っているんだよ」とか、なんでもかま
いませんので、お子さんと一緒に食べ物の会話をしてみてください。

お母さんが普段からされていることや、知っていることを伝えてあげるだけで、十分です。
そして子どもたちには、食べ物を作っている人への感謝の気持ちや、食べ物に対してありがたいと思う気持ちを忘れないでほしいと願っています。

お話をうかがったのは

野田幸子さん
無肥料無農薬の野菜作りを手がけながら、月に1度、小学生を対象としたお料理教室の助手を務める野田幸子さん。
ご家庭では食品添加物をできるだけ採らない食生活を心がけ、味噌を手作りするなど、食に対して意識の高い生活をしていらっしゃいます。
ちょっとした心がけで、私たちの食の世界は、ずっと楽しく実りあるものになりますよ!
 
 
食育とは、なんて難しく考えないで! ご自分の味、を伝えてあげてください。

食材は1日に何品目食べさせてあげ、栄養バランスはこうで、なんていうことがよくテレビや雑誌などで言われていますが、そういったことは専門の方にお任せして(笑)、お母さんたちは、今ご自分が実際にしていらっしゃること、できることをお子さんに伝えてあげてください。

たとえばお母さんの味付けが少々濃いめであっても、その味をお子さんに伝えてあげてほしいと思います。
生まれ育った環境の中で、お母さん自身が受け継いできた味を、自分の子どもにそのまま伝えてあげる、ということが大切なんです。
子どもは大きくなるにつれ、親の元を離れ、いろいろな味を外で覚えてきます。

でも、我が家の味、お母さんの味、というものは、自分の手元にいる小さいうちにしか伝えられないものなんですね。
こういうとき、自分の味に自信がある、とか自信がない、とか、そういったことは関係ありません。

いつも同じ、でもいいんですよ。
あなただけの「お母さんの味」を、ぜひお子さんに伝えてあげてください。

 
いろいろな食材に入っているたくさんの添加物。
口にするとお腹を壊す?

私自身、薬が体に合わず、何度か危ない状態になったことがあります。
ですから、体に入れたものが、直接私たちに与える影響というものを実感しているんですね。

我が家では、副作用が怖くて子どもたちに風邪薬も飲ませられなかったくらいです。
今外で売られている食品に含まれる添加物も、薬と同じように、口にすることで何らかの影響を体に及ぼしているのでは、と心配です。
現代は、大人も子どももどことなくおかしな社会になってきている、と感じていますが、それはもしかしたら、食品に含まれる添加物や環境ホルモンなどが気が付かないうちに体に蓄積しているからかもしれませんよね。

先日娘と外でケーキをいただく機会があったのですが、口にしてしばらくすると、私も娘もお腹を壊してしまいました。
おそらく何らかの添加物に体が反応してしまったのではないか思うのですが、我が家では外で食事をいただくと、時々家族全員に同じようなことがおこります。
そういう時は、お互いの顔色をみて、「あ、きたかな」という感じになりますね(笑)

ですから私は、よくないとわかっている添加物はできるだけ摂らないようにしたいと思っています。
みなさんも、基本的なことかもしれませんが、食材を買うときは原材料表示をきちんとみて、できるだけ添加物の入っていないものを選んでみてください。

そして、子どもたちには、贅沢な味や食材を与えるより、季節のものを正しく選んで食べることの大切さを、伝えていきたいと思っています。

 
おやつ=お菓子ではありません!
ちょっと視点をかえてみてあげてください。

お母さんたちは、おやつの時間になると、お菓子をあげることがほとんどですよね。
甘いものやスナック菓子などを与えれば子どもたちも喜びますし、おやつというものはお菓子だと考えている方は多いと思います。

でも甘いものは夕食に響きますし、スナック菓子も、カロリーばかりが高くて栄養価の点からみても、優れているとは思えません。

そこで、おやつに小さなおにぎりを握ってあげたり、サツマイモをふかしてあげてみてはいかがでしょうか。
3度の食事で摂れなかった栄養素を摂る、という役目も、おやつにはあります。

 
「味がわからなくなっている」若者がいます。
素材の味を子どものうちから教えてあげてください。

ある若い方に、素材の味を生かしたおいしい料理を食べてもらったところ、その味が「おいしいかどうか」もわからなかった、
というお話を、ある食育の先生に伺ったことがあります。

その方のご両親は忙しかったそうで、その方も子どもの頃から外で買ってきたものを食べることが多かったようです。
何かを食べたとき、おいしいかどうかを含め、その味がわかる。
そんな当たり前とも思えることの基礎は、小さいうちにつくられるものなのだと、改めて実感しました。

たとえば、ファーストフードで使われているお肉はたいていたっぷりの香辛料で味付けされていて、素材であるお肉本来の味が感じられなくなっていますよね。
また、お子さんに辛いものや香辛料などをたくさんつかった料理を与えてしまうお母さんもいらっしゃるようですが、小さいう
ちから刺激物を食べていると、味覚に障害がでて、味がわからなくなってしまうこともあるよう
です。

が家では、香辛料の強くない甘いカレーを子どもに食べさせていましたところ、学校のカレーですら「辛い、辛い」と言うようになってしまいましたが(笑)
やはり、大切なお子さんには、素材のもつ味を生かしたやさしい味のお料理をつくってあげてほしいと思います。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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